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2011年度 推薦入試(歯学部)

 私立歯学部では17校中14校で公募制推薦入試を行っている。公募制推薦入試を行っていないのは、明海大学、日本大学(歯)、日本歯科大学(生命歯)の3校だけであり、このうち明海大学は年5回に分けてAO入試を行う。また、日本歯科大学(生命歯)では現役生のみが出願できる指定校推薦入試を行う。公募制推薦入試の倍率は東京歯科大学と昭和大学の1.3倍が最高で、後はほぼ1.0倍前後にとどまっている。これは指定校推薦入試でも同じで軒並み1.0倍前後である。歯学部志望者にとって推薦入試は大きなチャンスでもあるので積極的に受験を考えてみて欲しい。

 また、奥羽大学、神奈川歯科大学、鶴見大学、日本歯科大学(新潟生命歯)、松本歯科大学では前期と後期の2回に分けて推薦入試が行われる。さらに、岩手医科大学では前期・中期・後期の3回行われる。受験機会が多いということは、それだけ合格のチャンスも広がるということである。大学によっては3月に推薦入試が行われるところもあるので、こちらも積極的に検討してみるといいだろう。

 2011年度はいくつかの大学で学納金が引き下げられる予定である。岩手医科大学、明海大学、神奈川歯科大学、鶴見大学、朝日大学で初年度納入金が引き下げられるが、特に推薦入試で東京歯科大学と並んで受験生の人気を集める昭和大学が、初年度の教育施設充実費を150万円値下げする。また、東京歯科大学は推薦入試で水道橋キャンパスの他に大阪と福岡に地方会場を設ける。昨年の推薦入試志願者は東京歯科大学が77名、昭和大学が54名(いずれも指定校推薦含む)であったが、今年は受験生がどのように動くか注目したい。

 私立歯学部は推薦入試の過去問が公表されている大学も多いので、事前に試験内容を確認して十分な対策を立てておきたい。特にほとんどの大学で課される小論文対策は必須である。また、面接試験はすべての大学の推薦入試で行われる。歯科医師過剰と言われるこの時代に、なぜ歯学部を目指すのか、将来どのような歯科医師を目指しているのかについては、試験官が納得するような答をぜひ考えておきたい。




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