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AO入試/編入学試験

2011年度 AO入試/編入学試験(歯学部)

■AO入試

 私立歯学部では2011年度入試から日本大学(松戸歯)と鶴見大学で新たにAO入試が行われる。日本大学(松戸歯)は5名、鶴見大学は15名の定員でどちらも出願資格に制限はない。この2校を第1志望と考える受験生はぜひ受験を検討してみよう。

 また、昨年度からAO入試の定員を10名から60名に大幅に増やしA日程とB日程の2回で行った明海大学は、2011年度は9月期~3月期の5回に分けて60名を募集する。福岡歯科大学ではこれまで出願資格が2浪までだったのが5浪までとなる。私立歯学部のAO入試は評定平均や現浪別に制限のない大学がほとんどだが、愛知学院大学は出願を現役生のみに限り、地域別に全国を6ブロックに分けその中から4名を選抜する。

 昨年度からAO入試を実施している日本歯科大学(新潟生命歯)は、今年はエントリー制度がなくなり、事実上の1回受験となったが試験内容に変わりはない。今年から実施する鶴見大学ではエントリー後、3回以上の面談が義務づけられており、その時に渡された課題を出願書類と一緒に提出しなければならない。これはエントリーシートと面談を通して受験生の個性と意欲を把握すると共に、大学と受験生の相互理解を深めるためのものである。面談についてはあまり固く考えずにリラックスして臨みたい。

 総じて私立歯学部のAO入試は、倍率が1.0倍前後の大学が多い。出願資格も推薦入試よりは厳しくない場合が多いので、志望する大学がAO入試を行っている場合は、積極的に受験を検討してみるといいだろう。自己推薦書が必要な大学は、大学のアドミッションポリシーをよく読んで、大学の求める学生像をよく踏まえた上で書くとよい。できれば第三者である高校や予備校の先生に添削してもらうといいだろう。



■編入学試験

 私立歯学部では17校中15校で編入学試験を実施している。編入学試験を実施していないのは、北海道医療大学と大阪歯科大学のみである。編入学試験を実施している大学は、いずれも若干名の募集で合格した場合は2年次に編入される。前期・後期の2回に分けて募集する大学も多く、岩手医科大学では前期・中期・後期の3回にわたって試験が行われる。また、奥羽大学では10月から3月にかけて、随時試験が実施される。

 四年制の大学卒業(見込)者しか受験できない大学は、奥羽大学、明海大学のみであり、東京歯科大学では11月に大卒(見込)者のみに出願資格を限った学士編入学試験が行われるが、3月には大学在籍者・医療技術系短大卒業(見込)者も受験できる編入学試験が実施される。

 大学在籍者に受験資格がある場合、既定の在籍年数と修得単位を満たしていれば受験できる。大学によって条件が異なるので、募集要項やホームページで受験資格をよく確認しておきたい。

 試験内容はほぼすべての大学で小論文と面接が課される。編入学試験における面接試験の一番のポイントは「なぜ今になって歯学部なのか」ということである。また、これまで学んできたことを歯科医師となる上でどう活かしていくのかについてもよく聞かれる。いずれも試験官の納得のいく答を準備しておきたい。基本的に編入学試験の試験問題は公表されていないので、受験者からの聞き取り調査が頼りとなる。その場合、編入試験に詳しい予備校などに問い合わせるのもいいだろう。

 また、複数の大学の編入学試験を受験する場合、試験日程をあらかじめよく考えておく必要がある。特に11月は複数の大学の編入学試験が重なるため、第一志望の合格発表日より前に、合格した大学の手続締切日が来る場合もある。そうなってから迷わないよう、出願する前に慎重に検討しておきたい。







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