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AO入試/編入学試験

2014年度 AO入試/編入学試験(歯学部)

■AO入試

 このところAO入試の導入・拡充が続いていた私立歯学部だが、その動きも一段落したようである。もともとAO入試は推薦入試と違って併願可としている歯学部が多く、受験資格に制限が少ない上に学力試験を課さないところも多いため、受験生が本命の入試に臨む前の押さえとして受ける傾向があった。大学側もまた、早い段階で受験生をある程度囲い込めるというメリットがあった。こうした双方の思惑が一致して年々拡充してきた私立歯学部のAO入試だが、2014年度は新規に実施する大学はなく、明海大学、朝日大学、福岡歯科大学などで募集人員を減らす。また、朝日大学、愛知学院大学、福岡歯科大学は専願制(合格すると辞退が認められない)だが、新たに奥羽大学も専願制を導入する。入学辞退者を減らし、より良い人材を入学させたいという大学の意図が感じられる。

 自己推薦書が必要な大学は、大学のアドミッションポリシーをよく読んで、大学の求める学生像をよく踏まえた上で書くとよい。できれば第三者である高校や予備校の先生に添削してもらうといいだろう。



■編入学試験

 不景気による就職難で学生の資格志向が高まる中、歯学部を志望する再受験生がこのところ増加傾向にある。再受験生にとっては、編入試験は一般入試と比べて科目の負担が少ない上に、授業料も安くて済むのが魅力のようだ。私立歯学部は17大学すべてで編入試験を実施しているが、ほとんどの大学は2年次編入である。昨年から北海道医療大学で出願資格を医療系の大学出身者に限った3年次編入試験が行われたが、初年度は実施されなかった。私立医学部では岩手医科大学が歯学部出身者を対象とした3年次編入を行っているが、私立歯学部では初の試みであり、今後どうなるか注目したい。

 私立歯学部の編入試験は出願資格に細かい規定が設けられているところが多い。受験を考えている場合は大学から募集要項を取り寄せてきちんと確認する必要がある。基本的に編入学試験の試験問題は公表されていないところが多いので、受験者からの聞き取り調査が頼りとなる。その場合、編入試験に詳しい予備校などに問い合わせるのもいいだろう。